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グローバル思考で人生をハックせよ(3)

薬食同源を理解せよ

薬食同源という言葉を聞いたことはあるだろうか。

食べ物にはそれぞれに栄養や効能というものが備わっていて薬と同じよな効果を発揮するというものであり、理想的な食事をしていれば健康になり、間違った食事をしていると体調不調を起こすというものである。

本来であれば、こういった基本的な健康に関する教えは義務教育の中でしっかりとやるべきものなのだが現実はそうはなっていない。唯一習うのは小学校で炭水化物、タンパク質、骨をつくるカルシウムやビタミンぐらいではないだろうか。人間の体は遙かに複雑に出来ており進化の過程で紆余曲折を経て今の食事文化というものが出来ているのであることをまずは理解してほしい。毎日同じようなものを食べてはいないだろうか?年間を通していつもキュウリとトマトなんてことはないだろうか?毎日同じカフェテリアで似たようなランチを食べてはいないだろうか?朝はカロリーメイトで夜はコンビニやスーパーの弁当をいつもなんてことはないだろうか?

実際のところ筆者も若い独身時代はそもそも元気ということもあり、あまり気にはしていなかった。。ところがで何か月も上記のような食生活を続けていると肌の調子がいまいちであったり、よく風邪をひいてしまったりということがしばしばあった。そんな中で栄養学を書籍で学び気にかけるようにしてからは改善が見られたことを思い出す。読者の皆さんにはぜひとも栄養学をきわめてほしいと思う。これは人生を健康に過ごすためのとても大事なことなのである。食事とは楽しみながら健康を作る一大イベントと心得て欲しい。

簡単に出来る食事改善ポイントをいかに示すので実践してみてはどうだろうか。

  • 春夏秋冬の季節の旬のものを積極的に食べる。旬には理由があるのである。夏には体を冷やすキュウリやスイカが採れ、冬には体を温めるニンジンやジャガイモが美味しい。そして、これらのものはスーパーで旬の時期に安くなり豊富にある。
  • 1食あたり10品目を目指す。1日では30品目をとるようにする。これを行うと様々な栄養や効能がバランス良くとれる。
  • 肌の不調を感じたらビタミンBを豊富に含むカシューナッツや豚肉をとる。血行不良でしもやけになったらアーモンドでビタミンEをとる。それなら毎日ビタミン剤をとればいいのではと思うかもしれないがビタミン剤のようなものは自然界に存在しない遙かに大量で異常な形で存在していることを理解してほしい。自然界に存在しない異常なものを大量にとるということは害にもなりうるのである。そもそも人間の体は食物から栄養をとるように設計されているので錠剤でのむ薬やビタミン剤やサプリなどは不自然なもので害をなす可能性もあることを考慮すべきと思う。
  • リンゴにはリンゴの優しい効能があり、不老長寿の食べ物を求めて探しだされたとされるミカンなどには想像していなかったような効能があるのだ。
  • 毎回の食事にはどんな形であれこぶし2個分の野菜を必ず入れる。これは消化を助けるもので大地の恵みをもらい胃腸の調子を整えてくれる。

上記はほんの一例であるが、せひ自分で勉強し自分の食事健康法を見つけてほしい。

長寿の世界ランキング1位が日本人女性だということをご存じだろうか?日本人男性は3~4位あたりにいるが日本食が食による健康に貢献しているのは間違いないと思われる。アフリカの大地からソロモン王の時代を経てエジプトから脱出し日本列島まで辿り着くまでに鍛えられ強靭なものたちの末裔が現代の日本人と考えるとそもそものポテンシャルは非常に高いと思われる。春夏秋冬の暑さと寒さの繰り返しが肉体を活性化し海と山の幸の恵みがもたらす数々の日本食が日本人長寿の秘訣なのではないだろうか。日本食を毎日の食事で極めたら健康を得る可能性は大である。

リッチというのには3種類あるのをご存じだろうか?ひとつは誰もが考えるところの金銭リッチであるが、その他にも健康リッチ、そして時間リッチがある。賢者は、この3つのリッチをバランスよく持っている。

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