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グローバル思考で人生をハックせよ(2)

コラム

専門性をハックせよ

どうして専門性が必要なのか

専門性をもつとはどういうことだろうか。

なにか自分の得意分野、好きなこと、なんでもいいのだが人の役に立ちそうな専門性をもつことは大事と思う。子供のころから興味があったことや特に頑張らずとも得意であったこと。やっていてワクワクするような専門性があると人生は楽しい。またその分野で第一人者となることが出来れば益々活躍の場が得られるであろう。

例えばであるが英語が得意という人は何人いるだろうか?クラスで1人は飛び出た人はいたのではないだろうか。 英語が得意な人=40人に1人の人材としよう。では数学を元に歯車設計ができる人はどうだろう。これもクラスに1人はいたと思う。40人に1人の人材。更に機械式時計を分解洗浄できるなんてのはどうだろう。これを出来るのは1クラスではそうそういない。実際に出来るのは学年で1人ぐらいであろうから5クラスあるとしたら200人に1人の人材となる。

ここに機械式時計を国内で設計を行い国内外で製造販売している日本の企業があったとする。すると上記のような人は、この会社では40X40X200=320000人中の1人という逸材になる。逸材ということは先ず採用される可能性が非常に高い。また、その人が居るが故に可能となった事業や工場やシステムがあると企業内では交換することが難しい人材となる。こうなると、その待遇に制限をかけることは難しく企業はつなぎとめるために相応の優遇をするのではないだろうか。昨今であれば基本リモートワークで設計を行い世界のどの時間帯でも、どこで働いていても構わないなんてことも可能かもしれない。

つまり逸材といわれるようになることで仕事場所の自由や仕事時間の自由が得られる可能性が大きくなる。もちろん自分の望む分野に向けての専門性であり、やみくもに資格をとればいいというわけではない。あくまでもゴールに向けての専門性の集約によって逸材となることを目指すのである。

実は先日書いた”井の中の蛙大海を知らず”には続きがあり、”されど空の深さを知る”と続く。同じところにいることで深い知識が得られるということと捉えることが出来るが、広い視野を持ちながら専門性を突き詰めていくことを説いていると考えるとわかりやすいと思う。

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